交直流急行電車は1962年に東北本線、常磐線用で直流・交流50Hz用の451系、北陸本線用で直流・交流60Hz用の471系が最初に登場した。その後、1965年10月ダイヤ改正で東北本線盛岡までと、鹿児島本線熊本までの電化延伸に伴い、交直流急行電車の標準化が図られることになり、このときの増備車として、勾配用抑速ブレーキを備えた直流・交流50Hz用の455系と、直流・交流60Hz用の475系が登場した。その後、1969年に直流・交流50Hz/60Hzの3種類の電気方式に対応した457系が登場した。 しかし、現在は急行電車の廃止、衰退により、それらの車両は普通列車などとして使用されている。 |