1960年頃の東海道本線東京口の輸送の増加に伴い、従来の車両では対応しきれず、1962年に401・421系をベースに直流タイプとした111系が登場した。その後111系はモーターの出力を増強した113系に発展し、今では、新規電化区間の拡大に伴い使用線区の条件に合わせたさまざまなバリエーションが全国各地で活躍している。しかし、JR化後の新型車両の登場で、JR東日本ではE231系1000番代、JR西日本では223系の増備により、その活躍の場はどんどん奪われつつある。 |
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JR西日本 |
JR西日本では、東海道本線・山陽本線・山陰線・阪和線・草津線・湖西線・宝塚線の各路線で活躍している。新品同様にリニューアルされた車両や、宝塚線では中間車を先頭車に改造した3800番代などがある。また、山陰線用の先頭車は連結・解結の多さから、連結器が電気連結器に換装されている。しかし、223系の増備により2004年10月16日のダイヤ改正で京都〜姫路間の運用から引退した。 |
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▲113系 京都駅 |
▲113系 園部駅 |
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▲113系800番代(福知山色) 大阪駅 |
▲113系3800番代(福知山色) 篠山口駅 |
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▲113系(阪和線色) 和歌山駅 |
▲113系N 草津駅 |
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JR四国 |
JR四国では、JR東日本から余剰になった113系を購入し、JR四国独特の風味でリニューアルされた。3編成が存在し、それぞれピンク、ブルー、イエローと、違う色に塗装されている。観音寺〜高松・岡山間の普通・快速列車として活躍している。 |
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▲113系ピンク 高松駅 |
▲113系ブルー 多度津駅 |
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▲113系イエロー 多度津駅 |
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