205系
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205系は201系に代わって製造コストを抑えた通勤型電車として1985年に登場した。201系と同じサイリスタチョッパ制御方式を採用しているが、ボディはステンレスになっており軽量化を図っている。また、ボルタレス台車や電気指令式空気ブレーキ、電力回生ブレーキが採用されている。山手線に投入された編成には1次車と2次車があり、窓の形状が異なる。また、線区に合わせて新規に製造された編成や、転出により改造された編成も存在する。

JR東日本
国鉄時代に205系は山手線に投入された。JR化後は埼京線、総武線、京浜東北線、横浜線などにも投入され、京葉線・武蔵野線用に製造された前面形状が大きく異なる編成も存在する。京浜東北線では209系の登場により、既に全編成が転出している。2001年には209系500番代登場、E231系の増備により総武線から201系と共に全編成が転出している。また、現在はE231系500番代の増備により、山手線からの引退が進んでいる。転出された編成は改造又は塗装変更され武蔵野線や京葉線、南武線、仙石線などに投入されている。
▲205系山手線 東京駅
(04.12/26撮影)
▲205系山手線 渋谷駅
(提供/高崎・宇都宮線様)
▲205系山手線 東京駅
(04.12/26撮影)
▲205系総武線 秋葉原駅
(提供/高崎・宇都宮線様)
▲205系埼京線 新宿駅
▲205系5000番代武蔵野線 東京駅 ▲205系武蔵野線 新浦安駅
▲205系京葉線(山手から転属) 舞浜駅 ▲205系京葉線 舞浜駅
205系3100番代は仙石線用に大幅改造されている。白色ヘッドライトの採用や運転のワンハンドル化、半自動ドア仕様など八高線用に改造された3000番代に準じている。半自動ドアのボタンが従来のものと大きく形状が異なるのも特徴である。クロスシートとロングシートを転換できる2WAYシートを採用した編成や、石ノ森章太郎が生み出したキャラクターが描かれた編成が存在する。
▲205系3100番代 青葉駅 ▲205系3100番代 石巻駅
▲205系3100番代半自動ドアボタン


JR西日本
山手線に205系が登場した同時期に関西地区にも同様に投入された。山手線とは異なり7両編成での登場となっている。数は少ないが現在も京阪神緩行線として活躍中である。また、JR化後には阪和線用に4両編成の1000番代が新規投入されている。
▲205系京神緩行線 大阪駅





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