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鉄道コレクション伊賀860系 動力化
1月10日に発売された伊賀鉄道860系です。計6000個という限定品。わざわざ朝4時に伊賀市駅に並んで買ってきました。実はこれが私とっての初めての鉄コレなんです。大阪では余裕で買えたという情報を後で知って朝4時に伊賀市まで行ったことを少し後悔しています・・・ 特に思い出のある車両ではないのですが先日伊賀鉄道を乗りに行ったばかりなので。

初めての鉄コレで、さっそく動力化してやるぞ!と思い解説書読むと動力化には対応していませんという注意書きが…少し絶望しましたが私にとってディスプレイの鉄道模型なんてのはあり得ないのでさっそく動力化にとりかかりました。調べてみると動力化非対応の原因は動力ユニットに取り付けるための別台車枠パーツが付属していないためで、他の部分に関してはこれまでの鉄コレと共通であることが分かりました。さっそく下記に紹介するパーツを購入です。


今回使用したパーツは
・トミーテック TT04 Nゲージ走行用パーツセット
・トミーテック TM16 18m級動力ユニットA
・KATO 11-405 阪急用パンタグラフPT4806-B-M

ゴム系接着剤


18m級動力ユニット
TT-04 トレーラ化パーツ
阪急用パンタグラフPT4806‐B‐m (2個入)

トレーラ化する方車両はTT-04を使って台車の車輪を交換します。また、ウエイトも付属しているので床下を分解してウエイトを取り付けます。

台車はネジではなくスナップで取り付けられていますので割れないように気をつけます。
動力化する方の床下は不要となるので、その台車をニッパーやカッターなどを使って写真のように綺麗に切り取ります。上の2つがが切り取った直後、下の2つは綺麗に加工した後の台車枠です。
枠を取り付けるための動力台車を見てみます。集電方式が従来のトミックスNゲージとは異なっており、新集電方式になっています。
切り取った台車枠は車輪のはめ込み部分が新集電方式には対応していないので、左下の写真のように2mmのドリルを使って穴の幅を広げます。決して貫通しないように気をつけます。

台車枠を動力台車に取り付けたときの写真を下に示します。本来ならば3つの凹凸ではめ込むことができますが、このキットにはそれがないので接着剤を使用します。瞬間接着剤だと液が3つの穴を通して集電部分に流れ込んでしまうため、ゴム系接着剤を用います。

私ははじめ瞬間接着剤を使用して失敗しましたorz 
動力ユニットにはスペーサーが付属しています。車種によってスペーサーのサイズを選ぶことができます。伊賀860系ではLを使用しました。そして床下パーツを動力ユニットに移植して動力ユニットは完成です。
次にパンタグラフを交換します。交換用パンタグラフにはKATOの阪急用パンタを使用しました。取り付け穴も見事にぴったりです。ただ、取り付け穴が緩いのでゴム系接着剤などで固定すると良いですね。

以上で、動力化の説明は終わりです。意外と簡単に加工ができましたし、費用もかなり安くすみました。鉄コレははまると意外とおもしろいカモ!?




※これらの製作を真似をされる方は自己責任でお願いします。